原作、スピンオフ作品を全部読んでいる自分の感想をまとめます。
良かった点
浜辺美波、森川葵、矢本悠馬、そして映画オリジナルキャラクターを演じた福原遥などの出演者の演技は素晴らしいと思いましたが、それだけでした。
良くなかった点
早乙女芽亜里、皇伊月はこんなに弱くない。
第一ゲームではそれなりの戦いを見せますが、第二ゲームでは原作ではないほどの弱さを見せたのが残念。
賭ケグルイに殴り合い
集団と集団の殴り合いは世界感に合ってない。(原作であるアイドルに熱狂しているシーンもあるのでこれは人によるかもしれません。)
あるキャラクターに対して「やつは強すぎる」
その理由が目の前で3人が8枚のカードをシャッフルしているのを目で追いかける。それにより選択したカードを把握して場を支配する。
この程度で強すぎると言われるなら、夢子、芽亜里の強さはどのレベルなんだと
ギャンブルの簡単さ
今作で行われたギャンブルは2種類あります。
1つはどこかの聞いたことのあるじゃんけんカードゲーム「票争奪じゃんけん」
2つ目は全員に同種の8枚のカードを渡して、各プレイヤーが一枚を選択後、全員同時に場に表示、一番大きな数字を出した人が勝者。これを4勝するギャンブル「支持率争奪ゲーム=デュアルクラッシュポーカー」
原作を読んでいない人でもわかりやすいように、簡単なゲームにされたと思われます。
読んでいる人にすれば物足りない感じですね。
「二枚インディアンポーカー」「選択(チョイス)ポーカー」くらいのギャンブルは出してほしかった。
あの少数集団の存在は本当に必要だったのか。
アングル系の集団が登場するのですが、登場する理由がそれほど感じられませんでした。リーダーが病気を患っているので何かの布石かなと思ったのですが、全くその病気に触れることは無く、終わりを迎えます。
この集団を無くして、今回のギャンブルに最初からヴィレッジリーダーを出場させて、その強さをもっと深堀した方が良かった。
余談
今作で出てきた校舎とは別の建物ですが、これは「カメラを止めるな」で使用された建物と同じみたいです。
えなこが出演。出演したことをあとから知ったのですが、出演してたことを知ってもどこに出ていたか全く思い出せませんでした。
会長の秘書五十嵐清華の舌打ちは有難く頂きました。
実写版ドラマのシーズン2のラストに劇場版への流れが少し入っているので、それを見てから映画館に足を運んだ方がストーリーを理解しやすいかと思います。