昨年、新築の建売物件を購入したので、今年から固定資産税/都市計画税を支払うことになりました。そこで起きたことをまとめておきます。
はじめての固定資産税のその納付金額
5月中頃に役所から固定資産税の納付書類が送られてきたのですが、そこに記載されていた納付金額 約60万円
購入時に聞いた話では年間10~15万円。
それを年4回に分けて納付するので、1度の支払いは25000~40000円ほどになる計算。
最初は年間6万円かー以外安いな。と1桁読み間違えてました。
60万を4回に分けて納付するにしても1回15万
聞いていた話は4回に分けて支払う時の1回分の金額だったのか!?とその支払い金額だローンの支払いとか大丈夫なんだろうかと不安になり、その日はスマホで固定資産税について調べまくり、不安な気持ちで床に着きました。
次の日に改めて送られてきた納付書を確認すると、4回分の納付書と各税に対しての詳細が記載されているものが入っていました。
詳細な書類の方を確認すると、理由が判明。2箇所おかしい箇所が見つかりました。
- 土地の住所(うちの住所と1箇所数字が違う)
- 土地の面積(うちの住所の4倍)
これはおかしいということで、役所に電話してみると住所を間違えしまっているみたいなので改めて送付させていただきます。とすんなり電話は終わってしまいました。
住所の違う土地にどうやって建物を建てたのか疑問に思わなかったのだろうかと役所のお仕事に不安を感じましたが、とりあえずは高額な固定資産税/都市計画税を支払う必要は無くなりました。
訂正後の納付額
後日、改められた納付書が届き、金額を確認してみると年間11万いかないくらいになりました。
変更金額マイナス50万の記載を見て笑ってしまいましたね。
今回は金額が高額だったのですぐに気づくことが出来たので良かったですが、これが違和感がないくらいの少額だった場合は、知らず知らずのうちに多く納付することになっていたのかと思うと不安になりますね。
自分である程度自分の土地について調べて、事前にこのくらいの固定資産税/都市計画税になるだろうと計算できていたから防げたと思います。
改めて送られてきた納付書も全ての記載金額がどう計算されて算出されたのかも確認しました。
計算方法
簡単ですが固定資産税/都市計画税の計算方法を記載しておきます。
課税標準額
国税庁が公表している「路線価図」から求めることができます。
まず自分の住所を探し出して、住所の面している道路に記載されいてる数字を確認します。
「数字三桁 + 英字(A~G)」が記載されているので
数字三桁 × 1000 これが土地1㎡の価格
英字はその土地の借地権割合になります。確認しているページのどこかにその割合が記載されているのでのパーセンテージを掛けてください(例 60%なら0.6を掛ける)。
数字三桁 × 1000 × (自分の土地面積㎡)× 借地権割合
固定資産税
基本的には課税標準額 × 1.4% / 100 で求められるのですが
土地には軽減措置として200㎡までの広さの場合、価格が1/6になります。
土地 課税標準額 × 1/6 × 1.4% / 100
家屋には軽減措置として2020/3/31までに建てられた新築に限り価格が1/2になります。
家屋 課税標準額 × 1.4% / 100 × 1/2
都市計画税
基本的には課税標準額 × 0.3% / 100 で求められるのですが
土地には軽減措置として200㎡までの広さの場合、価格が1/3になります。
土地 課税標準額 × 1/3 × 0.3% / 100
家屋には特に軽減措置はありません。
家屋 課税標準額 × 0.3% / 100
建物によっては長期優良住宅でさらに優遇される場合があります。
まとめ
今回の件で思ったのは言われた金額を何も考えずに支払うのはかなり危険なのだということ。
一旦自分で簡単でもいいので計算してみてちゃんと納得してから支払うようすることが大切ということです。