尿膜管or尿管膜遺残症

私はこの病気に数年前になりました。
これは羽生結弦選手も患ったことで世間の認知度は上がったと思います。
どんな病気か簡単に説明すると
臍(へそ)から膀胱につながる管が通常は成長につれて完全に閉じるのですが
まれに閉じきらず、そのまま成長してその隙間に垢や菌が溜まってしまい炎症を起きる。
これが尿膜管遺残症という病気です。
↓の症状がある場合は尿間膜遺残症になる可能性があると思います。
普段の生活でお風呂に毎日行き、湯船にも浸かっているのに、おへそが臭う。
服のおへその辺りが当たるところが臭くなる。
実際私がそうでした。
・症状
初期の症状ではトイレで踏ん張るときに痛む程度で、この痛みもグーっと押されてるような鈍痛レベルです。
これが悪化していくと痛む頻度と程度が増していきます。
最終的にお腹の辺りを動かすだけでかなりの痛みが走るようになります。
歩行もつらいです。
私は我慢しすぎたせいで医者になんでもっと早く来院しなかったんだと怒られました。
そして羽生結弦選手もこのレベルの痛みまで進行していたのではないかと思います。
あの痛みで演技をしていたと思うと本当に尊敬です。
痛みが増すと並行しておへそ周辺にも変化が出てきます。
おへその外側に赤く腫れてきて、徐々に膨らんできます。
そしておへそから膿が徐々に漏れてくるようになります。
その腫れてきたところの内部に小さなボールのようなものが作られると思います。
内部に膿が溜まりそれが、固形化しだして膿の塊になっていきます。
腫れが小さいうちは投薬治療で対応できる可能。
ある程度の大きさでも腫れている場所によっては勝手におへそから出てくることもあるみたいです。
私は我慢しすぎたせいで大きくなりすぎたのか、診察室で腫れている場所を緊急切開して膿を除去。即入院でした。
・来院
何科に行けばいいのか迷うところですが、皮膚科か泌尿器科にいけば問題ないと思います。
ただ、小さい病院だとその医者がこの病気を知らない可能性もあります。
(私が最初に行った皮膚科の病院の医者は知りませんでした。)
・治療
尿間膜遺残症は症状を抑えても、根幹となる閉まり切っていないへその緒がある限り、発症するリスクはなくなりません。
完全に治療するのであれば炎症が治まった段階で、尿膜管を切除する手術を受けることになります。
投薬でだましだまし生活していくことも可能ですが、残しておくと尿膜管がんの発症するリスクもあるそうです。
手術を行うかどうかはその人の状況や、担当医によっても判断が変わってきます。
私は尿膜管を切除する手術を受けることを選択しました。
私の発症からの記録は別途記事にしようと思います。
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